まとめノートを作っている余裕はないし、電車の移動や仕事の休憩時間でさくっと復習するツールが欲しい、、、と思っていたら、最近、SNS上で弁護士の先生方が言及しているGoogleのNotebookLMというものを見つけた。
このツールは、長い文章や文献の要約に役立ったり、音声会話などを生成して、移動中でも学習できるようになるものらしい。ひょっとして、これを上手く使えば、効率よく試験勉強ができるのではないか?
というわけで、私は、おとといから試験的にNotebookLMを導入して勉強してみた。
まず、比較的得意科目である憲法を、NotebookLMで整理してみた。もっとも、人権分野については、内容が多岐にわたるため、今回は比較的論点の少ない憲法総論と統治分野の2つを整理することにした。
NotebookLMに要約させた参考文献は、以下の通り。
①芦部信喜(高橋和之補訂)『憲法』第8版(有斐閣、2023年)
②安西・巻・宍戸『憲法学読本』第4版(有斐閣、2024年)
③高橋和之『立憲主義と日本国憲法』第6版(有斐閣、2024年)
いずれも、憲法の基本書として受験生から人気の文献である。
この3文献のうち、「憲法総論」「統治」の分野を抽出して、NotebookLMにまとめさせた。
その結果、「学習ガイド」と「マインドマップ」が非常にわかりやすく整理されており、勉強しやすくなった。
ただ、私はまだ、このNotebookLMに慣れていないため、もう少し試行錯誤を繰り返してみようと思う。
他のロー生や予備試験受験生は、NotebookLMをどのように使っているのだろう?