方針転換(2024.06.12)

民法Bの中間試験でひとまずテストラッシュは終わる。もっとも、その後は予備試験の短答と期末試験が待っている。

最近、日々の授業における成績が思うように伸びず低迷していたため、予備試験短答合格者にいろいろと相談した。

その結果、そもそも私は集団での勉強に合っていないことを自覚した。そこで、下記の通り勉強方針を大きく転換することにした。

このブログはあくまで「備忘録」であるから、私にとって備忘録らしくこのブログを役に立たせる時が来たようだ。

①まずやるべき事は明日の民法Bの中間試験において致命傷にならない程度の点数を獲得することである。20点満点中、15点を狙えればいいほうである。満点は狙わない。試験範囲もかなり絞られているため、この点については自分で規範を作り上げておいたほうがいいだろう。規範を作る程度であればすぐにできる。

②次に、今後の勉強方針について確認しよう。これまでの弊ローの雰囲気は、1つ上の学年からがらりと変わった。予備試験の短答に合格するのが普通という雰囲気が私たちの学年に浸透しつつある一方で、合格と単位取得までの勉強としてまともになれ合いをしていたら沈むという点で、去年の雰囲気よりもかなり殺伐としたように感じる。

修了生の話によれば、私たちの学年にいる法曹コースは、飛びぬけた人はあまりおらず、平均的に学生のレベルが極めて高いらしい。その法曹コースに加えて、その法曹コースに匹敵するか、早慶や東大ローの既修者のレベルに匹敵する既修者がなだれ込んできている。そのような学生に何の対策をとらずに対抗することは不可能であることを悟った。

私は、ひょっとしたら、私自身が法律の勉強を舐め過ぎていたのかもしれない。

そこで、去年のころのように1つの集団でそれぞれの弱点を補いつつ突破するという方針から転換し、少なくとも上記法曹コース生や既修者に勝てるようになるまでは、一人で勉強を進めようと思う。

もっとも、今から1ヶ月以内に上記の学生に勝つのは、これまで積み上げてきた勉強量や知識量の点で圧倒的不利な状況にある私にとって、明らかに不可能なので、夏休みの期間を利用して巻き返しをはかることになる(あ、あれ?なんか既視感が、、、)

したがって、①前期は単位を落とさない程度にがんばる(瀕死になっている民事訴訟法Aと訴訟実務基礎は、単位がとれなかったからといって直ちに留年になるものではないため、履修中止も視野に入れる)。②後期で成績を取り戻す。③共通到達度確認試験で8割を一発で突破すればAクラスにいけるので、GPAで上位のクラスへ行くという考えは捨てる。この3つを目的にする。

その目的達成のための手段として、①勉強を今日から1人で進める。②合格から逆算するためには、短答と論文のバランスのよい勉強を死に物狂いで進める。③答案構成ができるようになる(なんと、これまで答案構成を全て頭の中で考えて解答してきた。よく高評価がとれたな、と自分でほめたいくらいだが、これから先は答案構成なくして合格・単位取得は難しいだろう)。

以上、頑張ろう。

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著者情報

大学法学部卒業後、電鉄系、法律事務所での勤務を経て、法科大学院へ進学する。果たして筆者は無事に司法試験と司法修習を突破し、「弁護士・外国法事務共同弁護士法人」を設立のうえ、日本を代表する大手事務所へ成長させられるのか!?
とある司法試験受験生のブログです。

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