反省と猛勉強(2024.05.19)

昨日、私が管理している自習室図書のうち、上位答案を確認しようと手にとった令和4年予備試験のぶんせき本が、派手に破られていた。これ、先月に発注したばかりの最新刊のやつだぞ!?しかも、令和4年の出題趣旨から読み解く本(いわゆるフクロウ本)も消えてるし!もともと消えていた令和4年の論パフェは大阪で既に購入し、電子化した書籍を再び紙媒体に復元して本棚にこっそり補充していたのだが、ただでさえ少ない予算の中から交渉を重ねて配架させていただいた書籍をこのように使う輩がいるとは、、、

というわけで、法科大学院の全体ラインに以下の旨を流してみた。

1 破損・紛失を私に報告せず放置した者には厳正に然るべき対応をする

2 (偶然質問があったので)自習室の書籍はもともと持ち出し禁止のため、それを周知徹底させる

そうすると、あまりにもきつく言ったからか、一部の人がラインから離れてしまった。
普通に職務をやっていたら精神的なダメージを受けた、という感じかな。

これはあくまで私の主観だが、法科大学院の人間関係はGPA・予備試験・司法試験順位主義に偏っているように思われる。単に予備試験に合格するだけではなく、超上位(1~2桁)で合格しないと人権がない・・・というような、ちょっと息が苦しくなるような環境に疲れるときがある。私自身は、その風潮自体については否定しない。しかし、司法試験の順位を見て評価してくれるのは、社会では依頼者しかおらず、法律事務所は簡単に評価してくれない。ましてやGPAが優秀か否かについては、学内の人間関係にしか影響しない。

そんな中で、身近な人間関係の調整に、GPAの低さで困っている私は、ここでしっかりと挽回して高いGPAを獲得しなければならない。

悲しいことに、今の私にはあまり良い成績を獲得できていない。どうしても前期で好成績を残し、かつ予備試験に合格しなければならない。

あらためて勉強を加速させるきっかけとなった。

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著者情報

大学法学部卒業後、電鉄系、法律事務所での勤務を経て、法科大学院へ進学する。果たして筆者は無事に司法試験と司法修習を突破し、「弁護士・外国法事務共同弁護士法人」を設立のうえ、日本を代表する大手事務所へ成長させられるのか!?
とある司法試験受験生のブログです。

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