刑法の択一小テスト、15分の制限時間のところ、3分で解答を終わらせて提出した。
私自身は満点のつもりであった。そう、実際に選択した◯×は全て合っていた。ただ1つを除いては!
「誤っているものを選べ」と書いてある問題に、正しい選択肢を選んでしまった!たった1つの設問を全て逆にして解答し、提出をしたのだ。
おそらく100点中2点引かれることになる。
たかが2点と思うかもしれないが、法科大学院の世界ではこの2点が評価の分かれ目になることも少なくない。この2点でA-B-C評価が決まる…というのは言い過ぎだが、そのような感じで考えてもらえればと思う。
私の場合、たった1つのミスさえなければA評価になるところが、そのミスのみでC評価になった単位がある。
それほど、今年の法科大学院生はその1点を削り出す競争にさらされているのだ。
いわば、100m走をやらされている気分である。10秒台の中でも、0.01秒を、法科大学院で争っているのだ。私本人は11.75(手動)が最速だが。