(おそらく)学生生活最後の3連休(2024.03.29)

今日から、学生生活最後の3連休がはじまる。GWや年末年始が来ようとも、少なくとも法科大学院を卒業するまでは二度と私に3連休は訪れない(重要なプライベートは除く)。

法学部を卒業してから電鉄総合職を目指すべくあえてフリーター兼理系浪人生として社会へ飛び出してはや3年。本来ならば24卒として電鉄会社に(技術系・事務系のいずれかの)総合職として就職・・・するはずが、今は1法科大学院生として、大手法律事務所を設立するために弁護士となるべく、企業法務を中心とした法律の勉強に奮闘している。

これから2年生(既習1年と同じ)になり、この1年が将来に向けて非常に重要な年となる。そうすると、後述するビジネスは必然的に後回しとなる。

お知らせに何度か掲載しているため、読者の皆様はご存じだろうが、インボイス制度の影響を受けて約3~4年前倒しで「起業」した。「形式的意味での起業」である。ただでさえ法律の勉強や法科大学院の環境改善で忙しいのに、何やってんだ・・・という声があがってきそうである。だが、安心してほしい。「まだ」書店を開いたり、高速バスを走らせたり、小さな鉄道を運行したり、大規模言語モデルの開発に着手したりするつもりはない。今は個人事業主という「ハコ」で、ビジネスのいろはを模索している段階だからだ。

なお、創業日は2月29日。私は「チャンスだ!」と思ってわざとこの日に起業した。なぜなら、我が国の大企業の一部は「創業祭」とか「創業記念日」等で消費者向けにセールを行ったり、従業員向けに実質的な強制力を伴うパーティーが開催されているらしいからだ。

昨今の社会情勢の変化で、従業員は「ワークライフバランス」を第一に考えるようになった。会社に忠誠を誓い、自分の身体が耐えられるまで一生懸命に働く「モーレツ社員」の時代は昭和の文化となった。

そこに、上記のような創業祭等で「交流会」とかの名目でパーティーをやってみると、、、従業員の本音からは「そんなことする余裕があったらさっさと家に帰してくれ。そして開催費を給料(ボーナス)にまわせ。」と言いたくなるだろう。

・・・というわけで、せっかく起業せざるを得ない状況になったのなら、将来のことも考えて可能な限り従業員の会社での負担は取り除いておきたいが、企業風土が「風化」してしまうのも困るよね。じゃ、4年に1度しか来ない「うるう年」に起業して、創業祭等のイベントの頻度を4年に1度の頻度まで減らすとしようか!

・・・という、ギャグセンス全振りな訳の分からない理由で創業日が2024年2月29日に決まったのである。

起業してちょうど1ヶ月経過したが、徹底的な試行錯誤を重ねて、なんとか4月以降の勉強に支障が出ない仕組み作りに成功した。当面の間、事業は本ブログに貼り付けた広告収入という超絶小さなビジネスにとどめることとする。

事業の拡大には、私の状況的にキャパオーバー寸前なので、慎重に慎重を重ねてから可能性が極大値にあるものに限りビジネスとして発展させるつもりである。また、司法修習中はすべての事業が約1年間ストップするから、モンゴルのゲルのようにすぐさま事業から撤退でき、かつ、すべてのお客様に迷惑がかからないようにしなければならない。したがって、どのみち1人でできる超絶小さなビジネスしかできないし、そうである以上は破産するような致命的な赤字を発生させるリスクも負っていない。

・・・企業法務(とりわけ同意無き買収などのイレギュラーな案件)や不祥事対応、その他ビジネスに関する全ての問題等に強い弁護士になり、同様に強い弁護士法人を設立するには、単なる深く広い知識の定着にとどまらず、よろしく自分の手で「ビジネスとは何たるか」を学びに行く姿勢が必要であると考えている。

したがって、単に司法試験受験科目にないだけで、上記ビジネスも必要な勉強である。

よって、完全フリーな3連休は、私には二度と訪れない。より勉強とプライベートにすべてを集中させたい。

最後の3連休、悔いの無いように準備するぞう!!

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著者情報

大学法学部卒業後、電鉄系、法律事務所での勤務を経て、法科大学院へ進学する。果たして筆者は無事に司法試験と司法修習を突破し、「弁護士・外国法事務共同弁護士法人」を設立のうえ、日本を代表する大手事務所へ成長させられるのか!?
とある司法試験受験生のブログです。

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