表現(そこ)に自由はあるんか?(2024.03.19)

 なんとですね、、、私独自の語り口調で続けてきたブログを、一部の外資の基準に合わせたらですね、、、

PV数の伸びが一時的に3分の1まで激減いたしまして、、、、

まっったく、なんてことをしてくれたんだ!という惨憺たる思いで、急遽短文の記事をこのように復活させました。

小林一三がこれを見たら「何をやっとるんだね!!」と一喝されそうである。

表現の自由(憲法21条1項)を取り戻し、本来の私の口調で同時並行にブログを書く所存である!

やっぱり、司法試験に合格するまでは社会的にいう「まとも」な記事を書くべきではないな。笑

そういえば、起業に関する記事で「嫁ブロック」に言及されていた記事があった(が、すぐに削除されてしまった)ため、嫁ブロックについて私見を申し上げたい。

あなた~のキャリアに狙いを定めて、、、嫁ブロック。的な感じでベンザブロックの替え歌をするんじゃないよ!笑

嫁ブロックとは、既婚男性の転職や起業に対して妻が反対することをさすらしい。うん、、、流行りのネットスラングの類いだと思っていたが、ちゃんとWikipediaに載っていた。なんでだよ!!

なお、妻が反対する理由としては、要するに「年収が下がる」「大手企業という肩書きが消える」という事に集約される。ちなみにこの嫁ブロックに対して夫側が下手な破壊方法をやってしまうと、離婚につながるので注意。※この記事を見たことで離婚訴訟に繋がっても私は一切責任を負いません笑

ここで私見。そもそも、タイトルに関連して、「そこに愛はあるんか?」というのが問題となる。某消費者金融のCMをもじっているためちょっと癪だが、気にしないでほしい。それ、一人の自然人ではなく、実質的には大手企業の高年収男性という「パッケージ」と結婚しているに過ぎなかったのではなかろうか?夫のステータスを盾に、近所のママ友(友・・・?笑)にマウントとやらで威張りたいだけではないか?
嫁側の立場からは、ちょっとふざけた見方と真面目な見方の両方を考察しよう。前者のほうでは、「うちの夫はこんなはずではなかった、、、ぴえん」ということで、契約不適合だか動機の錯誤だか何だか言って離婚に発展することだろう。ブガッティ・ヴェイロンという1台3億円ほどの車を購入したら、素材がすべてレゴブロックでできたパチモンだった、といえばわかりやすいだろうか。
他方で、後者のほうでは、一家の大黒柱たる夫の収入が減るとなると、家計を預かる妻の立場上、将来の生活や子供の生活に影響が出るのではないかと心配になってブロックを試みるというものだ。なるほどたしかに正論、、、と言いたいところだがちょっと待て。しかし、この考え方そのものが昭和の社会的価値観を引きずった時代遅れの考え方ではないか?これは「男は社会に出て働いて稼ぎ、女は家事生活をする」という固定観念を前提にしなければならないのだが、なぜその旧態依然とした価値観で嫁ブロックを論じているのだ?

私はそれぞれの立場を尊重して、それぞれが将来やりたいことをお互いに支えることができてこそ、結婚して家族を作ることだと考えている(もちろんそれだけではないし、公序良俗や公共の福祉は守ってね)。断じて、性別だけを理由として一家の役割分担をするなど、あってはならない。お互いの自由を束縛して楽しいか? そうすると、嫁ブロックなどというどっかの健康食品に出てきそうな論点は、論点になり得ない。

したがって、これを見た大手企業のサラリーマンの諸君、ご自身のやりたいこと、やりたいビジネスに上記嫁ブロックがかかったら、(人は必ず何か間違える生き物だから)あなたのその展望が支離滅裂だからあなたのためを思って諫言されたのか、単に「パッケージ」と見なされていたか、どちらかであるから、その点はじっくりと見極めて、場合によっては冷静になって考え直してほしい。

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著者情報

大学法学部卒業後、電鉄系、法律事務所での勤務を経て、法科大学院へ進学する。果たして筆者は無事に司法試験と司法修習を突破し、「弁護士・外国法事務共同弁護士法人」を設立のうえ、日本を代表する大手事務所へ成長させられるのか!?
とある司法試験受験生のブログです。

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