まずは、1年間の総復習!(2024.01.31)

ロー内の方や他大学のローの方などから暖かい、かつ堅調な支持をいただき、「崖ロー」は4月からここまで更新し続けることができました。

あらためて、この場を借りてお礼申し上げます。留年して「崖っぷち浪人生の備忘録」とならないよう、頑張ります(語彙力)!!

さて、前回は私の頭の中が「法律のごみ屋敷」と化していることについて言及した。そこで、東大生の記事にならい、今日はこれまで学習した内容の総復習をはかろうと思う。

対象は憲法・民法(根抵当権や不当利得など除く)・刑法・商法(会社法のみ)・行政法・民訴・刑訴である。

すでに先日までに平成18年(2006年)~令和5年(2023年)までの司法試験過去問と、わが国に名だたる名教授や法曹の方々が執筆された解説・解答例をすべて取り寄せた。法科大学院の教育支援システムなだけあって、ここらへんは非常に充実している。したがって、ひとまず問題・解説・解答例をざっと確認のうえ、教科書を読み進めていきたい。もっとも、判例集は今の時点では後回し。少しでも「ごみ屋敷」を整理することが喫緊の課題だ。

また、予備試験受験に先立ち、新たに「民事実務基礎」と「刑事実務基礎」について独自に勉強を進めなければならなかったが、どこから攻略すればよいのか全くわからなかったので、書店にたまたま居合わせた教授の方(以下、先生)に相談し、刑事実務基礎だけ書籍を購入して勉強を進めることにした。なお、民事実務基礎ではいわゆる「大島本」で勉強することがセオリーであった。予備試験に合格された先輩方にも相談したが、同じ結論が返ってきた。もっとも、今年に入り一部書籍で改訂される予定であったため、改訂対象の本(というか当初それしかもっていなかったが、それ)を去年の年末頃にメルカリで売却した。

なお、先生は主に2年生以降の刑事訴訟法等を担当されているため、1年生の時点では全くお会いする機会がなかったのだが、なぜか私の顔と名前を記憶されていて、嬉しかった(というか、私、何かしたっけ?)。
ちなみにこの時に先生から今学期の刑訴法の期末の出来を聞かれたのだが、私は「微妙です」とはぐらかしてしまった。というか、「平常点である程度稼ぎましたが、期末試験でこけてしまいました」という旨を話した気がする。
・・・刑訴担当の先生に対して、いくら講義自体の担当者が違うからといって、「刑訴を定期試験でやらかしました」と申し上げるのは、結構勇気がいるぞ??笑

刑訴法は前回も話したが、かなり基本的な問題が出てきたのだが、私は壊滅的に解くことができなかった。にもかかわらず、その先生に対して「予備試験を受験しようと考えているのですが、刑事実務基礎でどのような書籍を使って勉強したらよいかわからないのでご教示いただきたい」旨を申し上げてしまった。
しかし、先生はそのような状況の私に、どの書籍で勉強すべきか、おすすめの一冊を丁寧に説明のうえ、教えていただいた。ここは語彙力が壊れてもいいから書き記しておきたいが、素直に嬉しかったし、勉強に対するやる気が上がった。心より感謝申し上げたい。

結局、今のところ上記「大島本」だけが足りない状況であるが、他科目の勉強が不十分であることが今学期の定期試験で証明されているため、現時点での経済状況と時間的体力的余裕、予備試験論文までの時間を総合考慮すると、今この書籍を買い直すべきではないと思いとどまった。

遅くとも進級の可否にかかわらず3月下旬~4月頃から購入のうえ、勉強を進めていきたい。

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著者情報

大学法学部卒業後、電鉄系、法律事務所での勤務を経て、法科大学院へ進学する。果たして筆者は無事に司法試験と司法修習を突破し、「弁護士・外国法事務共同弁護士法人」を設立のうえ、日本を代表する大手事務所へ成長させられるのか!?
とある司法試験受験生のブログです。

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