第4回チート・デイ&激務(2023.05.13&14)

 今回、入学してから4回目のCデイ。「行政法の中間テストを目の前に控えとるのに、何しようと?」とお考えのそこのあなた!!

今回のチートデイは人生の中でも最も重要な日であり、たとえ目の前に試験が迫ろうとその試験よりも大切な日であった。
その内容については秘密である。
しかし、どうしてもその日を通常の日にするわけにはいかなかったのだ!

人間、誰でも1つや2つの秘密はあるというものよ。ただし!!毎日ブログを書いている私にとっては、勉強時間の可視化や「バリュー」の可視化の観点から、「秘密がある」ということの公開は避けて通ることができない。

さて、5月13日は上記の通り多忙につき、ほぼ自習室で勉強できていない。
一方で、5月14日はほぼ通常通りの自習をしていた。

多数の起案に苦しめられたが、何とか乗り切った。
明日の刑法の授業が終われば、明後日の行政法のテストに向けて、死に物狂いの対策を行わなければならない。
レッドブルとモンスター、打つことのできる対策はすべて打ち、ロースクール入学後初の中間試験を迎え撃つ。

13日に関連して、「即独立」という進路について見直しが必要となり始めた。
独立するにも、「私」一人だけでの独立は不可能だからである。
そこには将来の取引先や関係者・従業員だけではなく、自分にとっての家族・家庭からの温かい支えがあってこその「弁護士法人」だという考えが根底にあるからである。

「企業内弁護士を経験してから、独立開業したほうがいいのではないか?」

今回のCデイでそう思い始めたのだが、残念ながら私の所属するローは下位ローである。卑下しているわけではなく、事実である。
司法試験に「普通に」合格したところで、今のままではどの企業からも門前払いされてしまうのは目に見えている。
悲しいかな、ロースクールにも学歴フィルターは存在するのだ。

幸いにも、下位ローと上位ローの差は、一部のローと予備試験組を除いてそこまで大差はないように思える。特に未修に限っていえば、私の所属するローは京大ローの未修合格率よりも高い(2022年度司法試験合格者数の統計より)。
ならば、私自身がより勉強に精を出し、下位ローを上位ローにすべく、自分にできることを全て実行に移して司法試験の上位合格を目指さなければなるまいて。

「研究に研究を重ねて事業の大方針、基礎をしっかり作る。決して無理をしない。そのかわり、やり出したならば猛然として突貫する。やり掛けてダラダラしていたのでは駄目だ。

やるまでには、綿密な注意、思慮、研究にずいぶん手間をかけるが、一度大方針を立てたならば、猛然と何ものをも粉砕するというだけの覚悟で進んでゆかなければならない。」

・・・プライベートは「ほぼ」完璧といえるほど充実してきた。つまり、事業をはじめるための「プライベートという点」における基礎が固まってきた。
あとはプライベートの充実のために遅れてしまった学力を取り戻すのみ。
そのプライベートの基礎も、私の「司法試験合格」という形で完成するということもここに記しておきたい。

本日の勉強内容【08:00~23:00】(900分)

【自習部門】
・憲法:270分
・民法:240分
・刑法:210分

【休憩】
・会食:120分
・休憩:60分

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著者情報

大学法学部卒業後、電鉄系、法律事務所での勤務を経て、法科大学院へ進学する。果たして筆者は無事に司法試験と司法修習を突破し、「弁護士・外国法事務共同弁護士法人」を設立のうえ、日本を代表する大手事務所へ成長させられるのか!?
とある司法試験受験生のブログです。

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