物は貴重だぞ?(2025.05.03)

今日は、NotebookLMというやつで民法と憲法のまとめノート的なものを作成するのと、民法の重問を解くために、7時から大学へ向かった。そして、係としての職責を果たすために、本棚の点検をした。

が、ない。民法と刑法の重問がない。アガルートの最新の論証集もなくなっている。

必死で探したが、民法の重問は別の本棚に置かれてあったため安心したが、刑法の重問と論証集は現時点で見つかっていない。

4月に、「借りた本は当日中に返却するように」と周知させた矢先のことだった。今日も、同じ事故が起きている。

論証集は、また本屋等で買い直せば良いが(もちろん紛失した学生には求償しようと考えているが)、重問だけはプライスレス。超上位合格者の自筆のメモ付きなので、紛失したら取り返しがつかない。

現在、他の図書係とともに、再発防止策を検討中である。

ところで、勉強環境の整備が終わり、利便性を最大限上げた矢先、急激に治安が悪くなった気がする。ちょっとトゲのある言葉を言うのは、私らしくはないが、あえて言おう。最近の学生は、モノを紛失したら簡単にカネで解決できると思ってはいないかね?または、ルールに対する遵守の意識が低いようにも思える。

モノも、カネも、有限だ。私は、準富裕層または富裕層ではないので、弊ロー内ではマイノリティな存在だ。したがって、具体的にどうしてほしい、とまでは言えないかもしれない。だが、少なくとも、「借りたモノは返す」「最低限のルールは守る」この2点だけは頭の片隅に置いて欲しいなぁ、と、思っている。

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著者情報

大学法学部卒業後、電鉄系、法律事務所での勤務を経て、法科大学院へ進学する。果たして筆者は無事に司法試験と司法修習を突破し、「弁護士・外国法事務共同弁護士法人」を設立のうえ、日本を代表する大手事務所へ成長させられるのか!?
とある司法試験受験生のブログです。

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