当たり前の生活が、当たり前ではないことに、気付かざるを得ない1ヶ月だった。
そして、私は、晴れて弁護士バッジを身につけられるようになった時には、絶対に、多数の弁護士の先生方をお招きして即独するという、前代未聞の挑戦を実行することを、改めて心の中に誓った。
司法試験まであと4年という、果てしない道であり、しかも「働きながら司法試験と法科大学院を突破する」という、入学前以上にハードな生活をこなさなければならなくなったが、なんとしてでも突破したい。

生活費が底を尽きる寸前だが、写真の通り、未来の私に投資をした。即独時、ともに参画し、1から大手法律事務所を創り上げるための手段として。
この青い本のデータによれば、2024年時点で、東京都以外の法律事務所で100人以上の大手事務所は1つもないことが判明した。また、多くの報道機関は、法律事務所のランキングを「所属する弁護士の人数」に依存している。もちろん、世界を見れば、拠点の数や売上など、他の指標でランキングを行っている場合があるが、少なくとも我が国では、弁護士の人数がそのまま法律事務所のランキングとして反映されやすい傾向にある。
したがって、交通機関の利便性が向上した点や、オンラインでの案件対応が普及した今日では、例えば、神戸に150人規模の事務所を即独で開業させれば、関西最大手の法律事務所が大阪ではなく神戸にいきなり出来ることになる。ん?今月の時点で兵庫県弁護士会の全体の人数が1035人しかいないから物理的に無理だろ、って???そんなん、神戸に移住して、神戸の魅力を伝えて、「弁護士会員の大移動(ゲルマン民族の大移動風)」を起こせばよかろうもん!!(まだノープランw)。ちなみに、福岡県弁護士会の会員は1467人であり、兵庫県よりも多いのには驚いた。福岡県弁護士会の人数、まさに応仁の乱かよ。
とにかく、話を脱線させるのが私の悪いところだが、私が言いたいのは、「大手に入れないなら自分で大手を作る」「1人または少人数の事務所は、グローバル化の著しい今日では時代に合わないから、独立時に多くの弁護士に参画してもらうことで助けを請う。先輩弁護士による代表の交代は上等」ということだ。事務所名とビジョン(企業理念のようなもの)だけは私が作り、それ以外は全て先輩弁護士に従うつもりである。その下準備を、勉強しながら水面下でせっせとやってきたわけだ。
さて、この記事を見た読者の中には、大変ありがたいことに、そこそこ過激派がいることを私は知っている。すなわち、「あなたは、今あなたがおかれている状況について理解できていないのですか。あほですか。そんな投資をしているよりも、今はあなたの生活のために貯金にまわすべきでしょう」と(ジョジョ風)。
それは違う。たしかに、今の私は生活が苦しく、明日を生きるのに精一杯だから、過激派の発言にも一理あるように思える。しかし、上述の通り、司法試験突破後に、司法修習を経ていざ弁護士となった際に、常識を知り非常識な手法で常識を打ち破る方法を採用する以上、資金繰りがショートしない範囲内で、自身の可能性を信じて、限界まで投資すべき時である。だからこそ、この本を買うために2週間悩んだし、4月と5月の予算の関係で算盤を何度もはじき直した。自身で「よし」と自己責任でGoサインを出せたからこそ、この投資をしたのだ。置かれている状況なんざ、こちらはとうに織り込み済みなんだよ。新入生が入ってくるという最大のチャンスを、逃してたまるかよ。
小林一三語録に、以下の名言がある。
「百貨店が価格の点で競争する場合は、よろしく自分の手で、自分の工夫で、自分の設備で製造した商品に限らる(ママ)べきである。」
こうした闘争型合理精神が、電鉄百貨店にしか通用しない根拠はなく、当然、法律事務所にも通用する、と私は信じている。司法試験を受験する前だが、水面下でのリクルーティング活動の種は、限界までばらまいたつもりである。
「金がないから何もできないという人間は、金があっても何もできない人間である。」
今日のような、資金も時間も、衣食住が脅かされるレベルで逼迫する状況は、そう遠くない未来に訪れる。これに対する対処法を身につけられる機会が思わぬ形で訪れたのは、むしろ幸運である。限られた時間と資金の中で、いかにして受難を乗り越えるか。これを毎日考えて、1日の行動に反映する。思い返せば、人生というものは、結局のところ、この繰り返しに過ぎないのだな。
ちなみに、金のない人間よりも、金持ちの人間ほど、「金がない」「採算が・・・」などといって行動しない人が多いような気がするのは気のせいだろうか。
「生きる」ことは、難しい。しかし、「生きる」ことは、同時にやりがいがある。
明日からは崖ロー第2シーズンです。引き続きご愛読のほど、よろしくお願いします。(あと、貼り付けた広告から何か買ってね!)