長期間の休学を経てから復学することになるため、複数の方から「国立大学の法科大学院の既習へ入り直したほうが良いのでは」というアドバイスをいただいた。
ただ、私は、弊ローでそのまま修了しようと考えている。
一般的に、国立大学の法科大学院は私立の法科大学院よりもかなり安い。しかし、弊ローは私立でありながら、全国の私立の法科大学院の中で授業料が非常に安い。したがって、場合によっては弊ローに在籍し続けてこのまま修了したほうが、国公立を受け直すよりも費用の負担が軽くなる可能性があるのではないか、と考えた。
そこで、国立大学の法科大学院の学費及び入学金(授業料免除をもらわない場合)と、弊ローに残り続けた場合の費用を比較することにした。
その結果、仮に、国立の法科大学院で3年進級時のみ授業料の半額免除をもらえたとしても、弊ローにしがみつくほうが安いことが判明した。「弊ローにしがみつくよりも国立の法科大学院に入り直したほうが安い場合」とは、少なくとも在籍中の全てのセメスターで授業料の半額免除をもらうか、1年分の授業料全額免除を獲得するか、1年分の授業料半額免除を貰い、かつ、入学金を免除してもらう場合に限られる。そして、法科大学院入試の競争が激化している昨今では、現実的に授業料免除をもらうことは、たとえそれが半額免除であったとしても難しい。しかも、仕事をして何か収入を得ながら免除をいただくという状況であれば、なおさら難しい。
したがって、引き続き、勉強は弊ローで頑張ってみようと思う。