平均点9割は聞いてない。(2024.12.10)

模試の結果が返ってきた。憲法は一部理解そのものにミスがあり、45点(それでも9割は死守している)。

刑法は自己採点より1点低い43点。実質的に勉強が手薄だった民法は44点で抑えられた。

合計は132点であるが、、、

おかしい。全科目で弊ローの他の受験生の平均を「圧倒的に」下回っている!

平均点は、科目別に見れば、これを共通到達度本番の度数分布と照合すれば、なぜ私が戦慄したかわかるだろう、、、

憲法は上位1%、刑法は上位3%、民法は上位2%(私が足を引っ張っていたので、平均点が大幅に下がったが)

総合の平均点は私を除けば9割を余裕で突破する、、、
つまり、単純に考えて私以外のほぼ全員が150点~160点台をうろうろしているという事になる。170点以上の人がいてもおかしくはない。

仮に各科目で満点を取れたとしても、その偏差値は50前半にとどまるだろうし、1ミスをすれば一気に偏差値が40台になる。ちなみに私の刑法の上記得点(得点率86%)で偏差値は35であった。信じられるか!?ひょっとしてこれ、弊ローではなく東大や慶應、一橋に行って同じ結果を出していたとするならば、もっと偏差値は上がっていたのではなかろうか、、、?

ある法曹コース生が「共通到達度は満点とれますよ」と余裕をもって言っていた気がする。それを思い出した。

そうか。私達法科大学院生にとっては、共通到達度確認試験で9割を獲得することは、自動車免許の学科試験で9割とるよりも簡単だったということなのか。その事実に気づかず、私はのんきに勉強していたというのか!

私がこれを受験した目的は、低迷していた成績が改善してきたことを教授陣に証明し、評価を取り戻すことにあった。しかし、ふたを開けてみれば、またしても私が下位を独占した結果となり、その目的は果たせなかった。

これはまずいぞ、、、本番まで1ヶ月。少なくとも今年の共通到達度は、弊ローの学生がトップを独占する蓋然性が極めて高いことが証明された。したがって、可能な限り詰め込んで、全国の法科大学院生がなし得なかった、前人未踏の満点を目指さなければ、私の未来は明るくならない!

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著者情報

大学法学部卒業後、電鉄系、法律事務所での勤務を経て、法科大学院へ進学する。果たして筆者は無事に司法試験と司法修習を突破し、「弁護士・外国法事務共同弁護士法人」を設立のうえ、日本を代表する大手事務所へ成長させられるのか!?
とある司法試験受験生のブログです。

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