2024年度春学期成績結果(2024.08.23)

春学期の成績が出た。結果は以下の通り。まず7月30日に行った予想と結果との差を見てみよう。

想定GPA:1.5(経済法除く)→結果GPA:1.95(上昇)

科目:予想:結果:予想と比較して結果はどうなったか

   商法A:D:→B:大幅上昇
  法曹倫理:C:→D:下落
法学実務演習:C:→B:上昇
   刑訴A:B:→C:下落
   民法A:D:→D:維持
   経済法:不明:A
   刑 法:C:→D:下落
   民法B:C:→C:維持
   憲 法:D:→C:上昇
   民訴A:F:→D:上昇
訴訟実務基礎(民事):D:→C:上昇

感想

上昇した科目について
今回上昇した科目は、憲法・商法A・法学実務演習・民訴A・訴訟実務基礎(民事)であった。特に、民訴はFを覚悟していたため、単位が来たこと自体が奇跡であった。最も驚いたのは商法だった。去年のビジネス法務演習を担当された先生から刺激を受けて、商法を得意分野にしようと必死に努力した結果、今では商法と経済法が憲法に並ぶ得意科目の一つとなっている。※憲法は中間試験さえ失敗していなければBは堅かった。
訴訟実務基礎は、中間試験が大破していたため、こちらも下手をすればFになるだろうと覚悟していた。もっとも、期末試験は中間試験と同様、SPIのように情報処理能力の限界を試されるような試験に感じたため(つまり、絶対に誰も解ききることのできない試験だったため)、完全に解ききらなくとも、できる部分を確実に正解にするということに集中したことが功を奏した。
私は、ここで落としてはならない単位を落として留年(退学)するという最悪のケースを想定していたため、先週あたりからひどい悪夢等にうなされていたが、これも杞憂に終わった。今日は、なんとかじっくり眠れそうだ。
法学実務演習は、平常点で大幅に好成績が担保されていたため、期末試験で変な答案を書いたとしても、それ自体でFになることはないと考えていたため、安心して見ることができた。

現状維持した科目について
民法A・民法Bは予想通りの結果となった。特に、民法Bは中間試験以降にすべての事例課題を必死に起案して答案構成の力を身につけていなければFになっていたことを考えると、よく私は持ち直したなと感じた。
民法Aは、これ自体を落としたら留年なので、この科目の講評を見た際には、「あ、やばいこれ単位落としたかも、、、」と冷や汗をかいた。本当に、今回の成績を踏まえて、私自身、反省すべきところである。

下落した科目について
刑法、刑事訴訟法A、法曹倫理は下落した。え、私、物凄く倫理感バグってる?

刑法に関しては、小テストで成績が良くなかったことと、期末試験も9枚の答案を書いて、書けるところをがむしゃらに書いたことが原因だろう。
刑事訴訟法Aは、全体の成績が良すぎたのか、おそらく相対評価で負けた結果と思われる。個別講評でしっかりと復習をしたほうがいいかもしれない。

さて、民訴Aの単位が来ていることから、秋学期の履修についてだいぶ楽になった。在学中受験の要件として必要な科目は、行政法と民法Cさえ取ればよいからだ。ただ、商法・民訴・刑訴・訴訟実務基礎(刑事)を来年に後回しにしても、果たして本当に在学中受験が可能なのかについては、改めて誰か履修等について相談に乗ってくれる先生方と相談してからにしたほうがいいだろう。
というのも、たしかに上記4科目は、この時点で単位を落としていては、司法試験に間に合わないのは明らかである。したがって、単位を落とすかもしれないから回避するという理由で回避するわけではない。単位それ自体は取れると確信している。しかし、相対評価で競り負けて、フル単なのにGPA要件で留年する、という危険がある。したがって、これを回避するために、単位を今取るべきか、問題となる。
この点について、先生と相談したいのだ。

とにかく、今回の成績を反省のうえ、来年の司法試験合格まで時間がないことも踏まえて、しっかりと基礎固めを急ぎたい。

本記事をシェアしたい方はこちら。

著者情報

大学法学部卒業後、電鉄系、法律事務所での勤務を経て、法科大学院へ進学する。果たして筆者は無事に司法試験と司法修習を突破し、「弁護士・外国法事務共同弁護士法人」を設立のうえ、日本を代表する大手事務所へ成長させられるのか!?
とある司法試験受験生のブログです。

目次