自己顕示欲・・・?(2023.05.22)

「人前に立つ」「自分が写る写真に抵抗がない」と言われれば言い訳になるかな?

今回は1日に2つの自主ゼミに参加し、疲労困憊となった。
特に1つ目のゼミ、すなわち留学生によるゼミに参加し、私が明日の中間試験に向けた、試験範囲の総則の全ての条文における要件・効果等をまとめて書き上げたので、相当体力を使ってしまった。

その際に、私の書いたホワイトボードを留学生に撮影していただいている間、私自身も写ってしまったのだ。
上記の通り、特に抵抗のない私は何も気にすることなく論点の書かれたかかる写真をグループにアップロードし、共有した。

が、これがすこぶる評判が悪い。「私」という「余計なもの」が写っているからだ。(笑)
たしかに、私自身が写ることで「自己顕示欲が強い人間」だと周囲から思われるかもしれない。

しかし、問題は「私」ではなく写真にある論点が正確かどうか、すなわち書かれている条文が正確で、要件及び効果も正確に理解されているかの定点観測がしっかりできているか、が重要なのである。

「私」が写っているのか否かは、非常に些細なことであり、気にすることではない。

したがって、正直評判の悪いコメントをすぐさま頂いた時はさすがに堪えたが、今やかえって開き直っている。(笑)

「人前に立つ」ということは、周囲から後ろ指をさされようが、恥をかこうが、そういうものなのだなと、改めて感じた。

しかし、、、まあこれは個人的には本人にも直接言えるからブログにも書き記しておこうと思うのだが、、、
人前に立つ人間の写真を見て何か嫌なものを見たかのような反応をする人は、私はかえって好きだ。
なぜなら、彼らはほぼ法律事務所および弁護士法人の「代表」になり得ない、すなわち後のキャリアにおいて私の競合とならないことが現時点で判明しているからだ。むしろ、イソ弁として勤務いただくという可能性が高いため、むしろ前向きに即独を考えることができる。
それに「アンチ」はごく少数であってほしいが、多少はいたほうが私の今後の糧・反省点となるためありがたい存在である。むしろ皆無である場合のほうが、かえって気持ちが悪い。「皆が手をつないでゴールしよう」などという幼稚園のお遊戯会じみた茶番に嫌気がさしているからだ。

人は他人と関わる限り、少なくとも誰か1人以上からは嫌われるものである。嫌われることを恐れて何もできないようでは、全く人格は成長しない。しかし、最も恐れているのは、「無関心」である。だから私は、「孤独」を恐れている。

もっとも、「もう少し某筋肉弁護士の先生のように私もイケメンな顔になりたいなぁ・・・」とは思うのだがね!!

ところで、来月には司法試験を今年度受験される上級生のための模試が開催される。もっとも、試験監督も学生が執り行い、教授陣はノータッチである(日程調整の仲介とかには入ってくださった)ため、実質的に受験生が試験監督役もこなすこととなっている。
私はそこに目を付けた。すなわち、我々未修1年は、特に論文に関しては私を含めて答案構成や答案を書く時間配分などを十分に理解できていない。そこで、今年受験を予定している受験生の「試験監督役」という名目で、上級生の答案の書き方を学べないだろうか、と考えた。

根回しといえば根回しになるかもしれないが、論文模試を開催する責任者の上級生に相談・提案を行い、さらに仲介役の教授にも上級生や他の教授に協力を仰ぎ、間接的に相談・提案を行った。教授の答えは、Yes,だった。

もっとも、短答模試は1年生でも受験可能である。私自身も今年度に予備試験を控えている都合上、どうしても受けておきたいところだった。
したがって、短答式の試験とダブルブッキングしていない論文模試の時間に、「試験監督役」として参加し、上級生の答案の書き方をその目で見て学ぼうと思う。

明日は民法の試験だ。勝つべくして勝つ・取るべくして高得点を取る。その精神で、明日は試験に臨みたい。
このブログをご覧になっている皆様も、ぜひ明日はがんばりましょう!!

※試験成績編の短答マラソンについて
実は、毎週開催されている短答マラソンや民法の授業理解度テストについては、テストの成績・時間がそのまま学業成績に直結するわけではなく、「その成績のいかんにかかわらず、やればそれだけで成績評価される」という類のものである。
そうすると、どのようなことが起きるかというと、、、

正誤問題において全て「正」として10秒で解答しても成績評価で加点される

というバグじみた評価が発生することになる。
しかし、それでは短答マラソンを解答した意味がない。そこで、私は成績評価に影響しないことについて悪意ではあるものの、司法試験の不合格という形でしっぺ返しを食らいたくないので、成績と時間も意識して解答している所存である。

・・・にしても成績にキレがないな、、、
まだ知識が定着していないようだ。

本日の勉強内容【07:30~23:00】(930分)

【授業部門】
刑法:100分

【自習部門 】
民法:480分
自主ゼミ1(民法):120分
自主ゼミ2(民法):90分

【休憩】
140分

【試験成績】
・短答マラソン編
科目:正答:全問:正答率:時間
民法:09:13:69.2:3分31秒
刑法:13:15:86.7:3分9秒
憲法:09:15:60.0:4分0秒

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著者情報

大学法学部卒業後、電鉄系、法律事務所での勤務を経て、法科大学院へ進学する。果たして筆者は無事に司法試験と司法修習を突破し、「弁護士・外国法事務共同弁護士法人」を設立のうえ、日本を代表する大手事務所へ成長させられるのか!?
とある司法試験受験生のブログです。

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