11月に確保出来た勉強時間は391時間。ちょっと少ないな。
1日あたり平均13時間程度になる。なお、これは終日勉強していない日や体調不良等の病欠の日も含めてこの時間である。これがなければ440時間は確保できた。
勉強内容も、少しずつ改善できているはず、、、である。
小テストは刑訴以外は満点を維持できているし、行政法も中間試験こそ大破したが他の平常点でなんとかFは免れそうである。
11月中旬からは、がむしゃらに、自分の興味関心に身を委ねて、各科目の基本書を、かつてないほど凄まじいスピードでインプットし続けた。(なおこのインプットは12月末に終わる予定)
また、進級と司法試験合格に重要な、共通到達度確認試験対策も、1科目あたり100問ずつ回すことができるようになった。もちろん単に回すだけではなく、上記のようにインプットした基本書の何頁にどのような内容が書かれているか自分で説明できるようにした。
ところで、会社法の基本書は、江頭先生の株式会社法と江頭=中村直人先生の共著である「論点体系会社法」を使っている。時間的制約の関係から、いわゆる紅白本やリークエを読むよりも、正面からこの本を頭にたたき込んだほうが理解促進の観点から早いと判断したからだ。
これに対し、「基本書を通読するのは無駄だ!」という意見をちらほら頂くことがある。たしかに、重問や論証集などを先に書けるようにしなければ、せっかく貯めた知識を期末試験で答案にできなくなり、まさに本末転倒だから、言いたいことはよく分かる。
しかし、私は、自治会の役職上、上位・超上位合格者からのご厚意で寄贈された基本書や重問、百選や論証集を数十冊いただいたのだが(もちろん自習室図書館にある)、ここで、彼らは演習本を最後の1頁まで潰しつつも、基本書も最後の1頁まで徹底的に潰していたことを知ってしまった。やはり、基本書の知識は頭に入れなければ、いかに演習をしても成績が低迷したままだという考えは正しかったのだ。
だから私は、遅くとも筆記試験がない年末までには、全科目の基本書(江頭先生や中村先生の名著を基本書呼ばわりするのは失礼かもしれないが、、、)を、理解が足りないところを1つも残さないように潰すことにした。※なお、既に全科目の基本書と百選は一通り読破済みである。
疲れたら、合格者が使用した基本書のマーカーやメモ書きを自分の基本書に全てトレースする。
頑張るぞ。