記憶と理解の違い(2024.02.25)

やっと1年分の予備試験の過去問を解答したが、「記憶」している部分と「理解」している部分にかなりの差があることが判明した。

「記憶」とは、「あぁ、やっぱり今回もこの論点だったよ(あぁ、やっぱり今回もダメだったよ、のオマージュ)。」と論点を発見してそれに対応した論証を貼り付けることができるようになること(直近の答案ではそれすらもできなかったが)。「理解」とは、単に論証を貼り付けるにとどまらずその後の展開もしっかり把握できており、一貫とした論理を展開できるようになること、だと思っている。

論述は気が遠くなるほど難しい。予備試験では、それを瞬時に正確に解答しなければならないから、果たして間に合うか本当に怪しい。

おそらく令和6年度の予備試験に合格する受験生と私とで、勉強時間とその量にほとんど差がないはずなのだが、質と理解するスピードであれば圧倒的に差を付けられている気がする。

なぜ、こう、皆さんは頭の中に「スッ」と論点の理解が定着するのか・・・(本当にそのスキル、手に入れたいっちょ!!)。

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著者情報

大学法学部卒業後、法律事務所などでの勤務を経て、法科大学院へ進学する。果たして筆者は無事に司法試験と司法修習を突破し、法律事務所を設立できるのか?
とある司法試験受験生のブログです。

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