ひとまず本日成し遂げたことを羅列してみよう。
・就活に向けたOB?訪問のアポイントをとる作業に着手した。
・2011年~2021年の口述試験(予備)および2023年の口述模試の内容に関する情報を手に入れたので電子化して整理した。(およそ1000頁ほどあったが、2時間ほどでなんとかなった)
・予備試験合格者からいただいていた百選の前版を私の百選の新版に整理する勉強を終わらせた。
※最初は単純作業のように感じてつまらなかったが、根気強くやっていくにつれて、これまでの講義で学習したことがやっとスッと理解できるようになってきた。来週返却するか。
・就活用兼ビジネス用スーツ2着(ゼニア15milmil15:別名「プレジデント」「エグゼクティブ」)をクリーニングした。社会的にみて(というか物価高のせいで)1着約80万円程度の価値まで跳ね上がったスーツをリクルートスーツとして使用するなんてなかなかイカれているが、2~3万円の就活用にしか着用しない元祖リクルートスーツを着てくる就活生よりは80万円程度のそれを着て第一印象から就活力を圧倒させたほうがまだマシだろう。
※参考:ZEGNA公式ショップを本日見たところ、同じ素材の同じ色のスーツで737000円に跳ね上がっていた。いや価格の上がり方がおかしくないか?笑
休憩中には自己分析を行った。しかし、自己分析をすればするほど「そもそも私は就職に向いていない」ことが露呈するようになった。人を統率する力がまだない指揮官型の性格って最悪じゃないか!笑
ところで、過去2~3年分の予備試験合格者の属性をみると、その大半が大学生(学部生)であった。法科大学院を中退したり、在学中に受験された方で合格できた方は極めて少なかった。なんでやねん。笑えんぞ。
他方で、法律事務所事務員もかなりの人数が受験していたものの、合格者は10人にも満たなかった。これは薄々感じていたことなのだが、法律事務所の事務員と社員たる弁護士とでは、取り扱う事業が同じなのに求められているスキルがあまりにも乖離しすぎていることが原因なのではないかと考えている。したがって、私のように「法律事務所で事務員として働いていれば予備試験合格に向けて効率的に勉強できる!」と勘違いして法律事務所に入ると、職場の環境はさておき自身のキャリアで手痛いしっぺ返しを食らうことになる。すくなくとも2024年当時はね。
注目すべきなのは、予備試験合格者のうち約4~5分の1が「無職」であったことだ。もっとも、記憶が正しければこの「無職」には「フリーター」が含まれていたはずだ。フリーターが一発逆転を狙って、または就職が困難な方が職を求めて受験し、合格を勝ち取ったものと思われる。司法試験上の「無職」と、社会通念上の「無職」とは若干定義が異なる点に注意が必要である。
問題は、仮にフリーター(無職)で司法試験合格を目指すとしよう。年齢的にもはやこれ以上の失敗が許されないこの状況下で司法試験に失敗したら・・・
もはやキャリアチェンジは不可能に近い。アラサーに突入してしまった以上、20歳の時に一度は夢見た起業を、現実的にしなければならない状況に追い込まれてしまっている。
SNSを見れば、起業に成功してフェラーリを乗り回している医学生や、自分の会社を上場企業に売り飛ばしている方もいるが、いずれにせよ必要最低限の「カネ」と「保証」がなければ起業が成功しないことはここ5~6年でよぉ~くわかっている。
無職で司法試験に合格するとしても、無職になれる「カネ」がなければ駄目だ。生きていけない。
となると、私がすべきことはただ一つ。
この予備試験に私の全ての人生を賭けること。合格率は3%だが、3%もあるのだ。内定率1%未満の学部の新卒就活よりよっぽど簡単じゃないか。
上述のとおり、法律事務所の事務員の予備試験合格率は絶望的に低い。法科大学院中退者も同じだ。やる気あるのか!?と事務員の仕事を知らぬ社会人から見ればそう言いたくなる気持ちもわかるが、事務員は想像以上に事務員以上のことをやっているぞ、とだけ言っておきたい。それに、私が事務員として勤務していた時代に学び損ねた部分があるから、それを学ぶためにも今回の予備試験に合格した後に徹底的に事務所で学びたいのだ。この針の穴に糸を通すようなキャリアパスは、私の得意としているところだろう?(不本意ながら、、、)
今日も、甘さ控えめに、勉強をしつくすだけだ!!(ブロリー風)