法科大学院生だが体育会の部活動に入部したかった話(2023.04.10)

 私が通学している法科大学院は、学部生が通うキャンパスの中にある。となると、4月上旬に当然起きるイベントは「新歓のような部活動勧誘など」である。
 法科大学院の目の前でもブースを設けてあらゆる部活・サークルが募集をかけていた。
 私は学部時代に体育会の所属が叶わず(入部制限がかかっており入部を断られ)、運動系サークルに所属していた。しかし海外ならともかく、少なくとも日本において体育会の部活に所属しないまま大学・大学院を卒業・修了するのは非常にまずい。いわゆる「一流企業」の総合職に入社したいのならば、体育会(それもできればチーム戦のスポーツを行うところ)に所属しておかなければ、就職活動や転職活動など今後のキャリアに多大な影響を与えることになってしまう。
 たしかに、昨今では必ずしも体育会出身の学生が一流企業での採用において優遇されるとは限らなくなってきているし、その風潮が起きつつある。しかし、それでもなお体育会出身者を優遇する一流企業は少なくない。

 そして(これはあくまで私の主観だが)何よりも自らが体育会出身でなければ、体育会出身の従業員を採用しにくくなってしまうのではないかと危惧している。だからこそ、可能であれば私は体育会に所属したかった。
 しかし、現実は残酷だ。

 法科大学院においては、やはりともいうべきか、体育会の入部は難しかった。体育会という肩書が欲しかったと素直に申し上げたい。しかし、もはやそれは夢の話。入部できない以上は、体育会という肩書がなくとも体育会所属の方々に匹敵する人格を自ら築き上げていくしかあるまい。

 ちなみに、私は、今のところ就職活動を行う予定はない。就職活動を行ったところでもはや時間と資金の無駄だからである。学部時代の新卒としての就職活動はかなり悲惨で、多大な時間(約5年)と費用(約数百万円)を浪費してしまった。上記の反省から、(インターンシップやサマークラークなどは積極的に応募するが)就職活動だけは絶対にしないことにしている。法科大学院へ入学し、司法試験合格・修習ののち晴れて弁護士になれたら、さっさと即独することを心の中で決めているから、「就職できなかったらどうしよう」といった余計な悩みがなく、むしろ気が楽である。

 そういえば、本日やった自主ゼミ(民法総則→不法行為まで)、進むスピードが速すぎて非常に心が躍った。また近いうちにこれについても備忘録としてブログに記述していきたい。

本日の勉強内容【07:20~23:00】940分

【授業部門】
刑法:講義100分
民法:予習120分
憲法:復習60分

【自習部門】
インターン応募:150分
自主ゼミ(民法を中国語含めて)210分

【休憩】
90分1セット、40分1セット

【その他】
雑務等:140分

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著者情報

大学法学部卒業後、電鉄系、法律事務所での勤務を経て、法科大学院へ進学する。果たして筆者は無事に司法試験と司法修習を突破し、「弁護士・外国法事務共同弁護士法人」を設立のうえ、日本を代表する大手事務所へ成長させられるのか!?
とある司法試験受験生のブログです。

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