3日目。関東と関西を縦横無尽に駆け回ったせいで、身体が動かなくなった。が、今日は品川付近でかつてのサークルの先輩と会食する予定があったため、すべてのスーツ(15milmil15×3、14milmil14×1)をととのえ、その中でも対大手企業の商談・面接に最適なスーツ(15milmil15「ヴァイスプレジデント」の2022年製スーツ。)で臨んだ。今回は、留年事故の不祥事に伴う就活に関する相談で、多忙な先輩に予定を開けてもらった立場での会食のため、ネクタイは紺にした。※普段私がつけるネクタイの色は臙脂である。私がつけるネクタイの色にはそれぞれ意味があるのだが、読者の皆様は、、とりあえず「マイナスな状態を回復させる際は紺を、普段(勉強など)は臙脂を、冷静な判断を要する場合には模様付き青をつける」と把握いただければ幸いである。
本件では、上記の通り、留年に伴い一刻も早く明日の食費と家賃を稼がなければならないという緊急事態に陥っているため、このようなマイナスな状態を回復すべき一手を相談するために「紺」のネクタイを選んでいる。ただ適当に「この色が好きだから」着用しているわけではなく、私がスーツに名前をつけているように、スーツの着用パターンには全て「意味」があるのだ。
ちなみに、1日目と2日目のスーツは15milmil15「プレジデント」の2023年製スーツで臨み、ネクタイの色は臙脂である。神戸で開業するための事前調査的要素が強かったこと、前向きな相談をするために紺のネクタイは不適切だったことが理由となる。
…まあ、今はだらだらと日記を書いている余裕はないので、先輩との会食について短めに「気づき」を。
私はこの先輩に助けを求めて大正解だったと感じた。自分が気づいていない弱点について親身になって発見してくれたし、今後1年間で私が活躍すべき業界・企業の指針を丁寧に教示してくれた。この会食を通して得られた気づきや先輩からのアドバイスを、しっかりと今回の就活に活かすことができれば、私が最低限必要としていた年収を出せる企業には就職できるという自信をつけることができた。
まとめ
私が名付けた「東海道中いがぐり記」というタイトルは、言わずもがな「十返舎一九」の「東海道中膝栗毛」というタイトルをパロディ化したものである。「東海道中」は、在来線の「東海道線」を意味する。そして、膝栗毛をいがぐりと表現した理由は、まるで足にいがぐりが刺さっているかのように移動と今後の生き方に苦労しているのに、日に日にその状況が悪化しているうえ、それを安易に外部へ発信しにくい状態を言いたかったからである。「いがぐり」の元ネタは、西国無双とたたえられた初代柳川藩主である立花宗茂の、「幼少期に城外散策中にいがぐりを踏んでしまい、家臣にこれを取るよう懇願したら、むしろ押し込まれて激痛のあまり叫びたくなったが、視線の先に立花道雪がいたために叫ぶことができず我慢した」というエピソードに由来する。
このように、明日を生きる生命線である資金が、収入もなしに枯渇していき、体力と精神力が想像以上にゴリゴリと削られていく中、就活で安易にそれを叫ぶことができず、信頼できる多数の実業家や資産家、知人に対して、明日を生きるための「ヒント」を懇願する日々を、一言で「東海道中いがぐり記」と表現したのだ。
ただ、この貴重な3日間で突破口が見えてきた。周りの学生には桜吹雪と暖かい風が吹きつけられている中、未だに私だけ氷河期さながらの本物の吹雪が吹き付けられている状態だが、少しずつ、着実に良い方向へ進展しているのは間違いない。
状況は依然として最悪だが、私は、人に恵まれた。また、スタートアップが一度は経験する資金枯渇時の精神状態をいち早く経験することもできた。まったく、本当に運の良い人間だよ、私は。