期末速報5(2024.07.29)

刑法:50/70

とりあえず、拾える論点と事情は全て拾った。論点の書き漏れはないはず。答案枚数は法曹倫理を除けば、初めて9枚を突破した。

憲法:30/50

憲法は、ヤマを大外ししてしまい、かなり危なかった。おそらく単位は死守出来ていると思う。

期末で6割以上取ることができていれば安全圏。それ以外であればかなり危険。判例は拾ったし、規範もある程度拾った。答案構成も書くことができるようになったから、なおさら論理立てて書くことができた。中間試験よりはだいぶ向上したはずだ。

 余談だが、私は入学以来、ひっそりと組織の「なれ合い」を排除するための組織作りを心がけてきた。
それは、OBの先生から、「なれ合い」によって全体に流されると司法試験に合格できないということをあらかじめ聞かされていたからだ。
 そして、これは私が無意識にこの1年間で細工をしていたのかもしれないが、成績が低迷すればするほど集団の中で肩身がせまくなり、逆に、成績が上がるほどその集団の中心になるような組織作りを意識して学生生活を過ごした結果、今は一致団結して優秀な人が積極的に全体へ情報を共有し合う学年になった。その反射的効果として、比較的成績が低迷している私は、集団で非常に肩身が狭くなった笑。
 つまり、「全体に流されるな」という従来の常識・雰囲気をひっくり返し、「全体に遅れるな」という雰囲気が出来上がったのである。私が集団で肩身が狭くなったのは、むしろその学年の組織全体が健全な流れに向いたことを証明している。

※補足すると、私の性格が原因で、私が周囲の多くから嫌われているかのような状況のように説明する人がいるかもしれないが、それは誤りである。そもそも、ローは他人の性格をいちいち詮索して悪口を言い合うほど暇ではない。また、仮に私が嫌われているのであれば、食べ物やお土産をくれたり、論証集を共有したりすることはないし、自治会や自主ゼミなどの組織活動に誰も耳を貸さないはずだし、誰も私と口をきかないはずだ。だから、この点は安心して欲しい。肩身の狭い状況を自分で作って、自分であがいているだけだから。


 このように私は、肩身が狭い状況を、(たしかに精神的にきついが)非常にポジティブに捉えている。このような組織作りは「私のおかげだ!」と自慢することは決してないが、今後の会社設立後の組織運営における大変貴重な勉強となったのは間違いない。弊ローのみんな、ここだけの話にしてくれ。他言無用で!

 私の方針は、間違っていなかったのだ。そして、その弊害を受けているのは、今のところ私を筆頭にごく少数にとどまっている。さて、今度は、ある意味「身軽」になった私が、「どのようにして再び成績を立て直し、集団に入れるか」という証明をする番だ。明日で夏休みになるが、弱点を徹底的に潰し、次学期からの成績向上につなげる最後のチャンスとして、勉強に取組んでいきたい。

・・・ん?春学期で留年が確定したらどうするかって?その時はその時さ。動揺して何も動けないほうがよっぽど良くない。

 さあ、最後は商法だ。ビジネス法務に強いということを、期末で証明してやれ。

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著者情報

大学法学部卒業後、電鉄系、法律事務所での勤務を経て、法科大学院へ進学する。果たして筆者は無事に司法試験と司法修習を突破し、「弁護士・外国法事務共同弁護士法人」を設立のうえ、日本を代表する大手事務所へ成長させられるのか!?
とある司法試験受験生のブログです。

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