市ヶ谷さんぽ(2024.02.24)

午前中は予備試験刑訴法の過去問を解答し、添削を依頼した。しかし、刑訴法にかなりの労力を費やしたからだろうか、タイミング良く正午に集中力が切れた。そこで、キャンパスから比較的近い市ヶ谷まで散歩することにした。

市ヶ谷は、キャンパスから比較的近いにもかかわらず、これまで人生で1度しか訪れたことがなかった。その1度というのも、私が法学部時代に憲法のゼミ旅行で靖国神社へ行く傍ら、市ヶ谷駅を利用した程度であるから、全くなじみがない。しかも、その日は靖国神社を出た後に就職活動をしなければならなかったため、他のゼミ生(一部)がメイドカフェでにゃんにゃんしている中、私は再び市ヶ谷駅から電車に乗って企業へ向かい、その企業の面接官に対して子猫のようなつぶらなひとみで「内定ください・・・!!」とテレパシーを送信するはめになった。もちろん、今後のご活躍をお祈りされた笑 そう、意外なことに、メイドカフェは秋葉原以外にもあったのだ!とまあ、それ以来、初めて市ヶ谷を訪れたのであるから、名古屋や札幌ほどではないが、あまり良い思い出がない。(私は九州の人間であるので、名古屋が日本三大都市の一角であることを断じて認めたくない笑 人口が全てではない、都市全体を総合考慮すれば福岡こそ三大都市の一角にふさわしい、、、と内心で思い続けている。)

写真には法政大学のキャンパスと、大日本印刷(DNP)がわかりやすく写っている。住みやすそうな場所であり、かつ仕事や勉強にも最適な場所でもあるように思える。

なお、市ヶ谷の凄いところを1つ紹介しよう。そう、徒歩圏内に法科大学院が密集していることだ!いや、法科大学院が密集しているって、どういう状況だよ!?笑

市ヶ谷駅を中心に、半径2.5kmほどの円を描くと、私の知る限り、早稲田、上智、明治、中央、法政、専修、日大の7つの法科大学院がひしめき合っていることがわかる(ちょっと早稲田は微妙だが)。さすがに東大は射程範囲外である。※あ、私の徒歩圏内は半径3km弱(時速7キロで歩いて20分で到着できる場所)である。そんなに速く歩けないよ・・・競歩じゃん・・・と思われた読者の皆様は、おとなしく電車や地下鉄を利用してほしい。

上記の通り、私の徒歩圏内は若干バグっているんで、市ヶ谷へ散歩に出かけた程度で私の出身法科大学院が身ばれすることはまずないだろう。

2024年現在、学生を募集している法科大学院は34ほど存在するが、うち7大学院が市ヶ谷付近に密集している。そう、全法科大学院の5分の1がこの市ヶ谷に密集しているだけではなく、上記7大学院は私立であるから、10ある関東の私立法科大学院のうちその70%が市ヶ谷に密集していることになる。それだけ、市ヶ谷は法科大学院の聖地(?)なのである。

以上、何か面白いものはないかと散歩した結果、特になにもなかった市ヶ谷でした。

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著者情報

大学法学部卒業後、電鉄系、法律事務所での勤務を経て、法科大学院へ進学する。果たして筆者は無事に司法試験と司法修習を突破し、「弁護士・外国法事務共同弁護士法人」を設立のうえ、日本を代表する大手事務所へ成長させられるのか!?
とある司法試験受験生のブログです。

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