史上最強(?)の学年、爆誕(2024.10.03)

春学期の全成績とGPAの順位が自習室に掲載された。

なんと、今学期は(私達にデータが公開されている範囲内で)史上初の出来事が起きた。

わが学年、なんと、全科目F率0%という偉業を達成したのである。最終学年で総合科目と簡単な選択科目しかない状態でF率全科目0%・・・なら何年か前にもあったが、まさかこの超絶怒濤の進級が難しい学年である2年において全科目F率0%になるとは思わなかった。え、まじかよ。なら私、最下位じゃん。もちろん、他の学年を見てみるとF取得者は少なからずいたため、当然、先生方が意図的にFを減らしたわけでもない。私達の学年が、純粋に、強すぎた。

ちなみに、それぞれの科目で、Fになるか否かという点は絶対評価である。A~D評価は、相対評価である。もちろん、法科大学院であるから、全科目とも単位の取得に関する成績評価は非常にシビアであるし、死に物狂いで勉強しなければ普通にFは来ると思われる。

したがって、留年や休学などでGPAが下がっている人を除けば、ストレートで進級できた人の中では、相対評価の観点から、多くのDがついた私が実質的に最下位となっていた(2回目)ことになる。

私の学年は、どうやら、前例にないほど、全体のレベルが極めて高いようだ(実際に修了生兼法曹コース生だった方からは、私達の学年について「最もアベレージの高い学年」と評価されている)。今度こそ死に物狂いで勉強しなければGPA要件で留年してしまいそうである。

高校も、大学も(学部の頃から法曹を一緒に目指した友人はほとんど既に司法試験に合格している)、陸上競技大会で即席で作ったチームも、浪人中の院試の時も、そして今回も。恵まれているのか極端に運が悪いのか分からないが、所属する組織の同期とはほぼ必ずといって良いほど「史上最強」にぶち当たる。なぜだろう。これを奇貨に、「私が所属したらその組織を最強にするという強みがあります!」・・・というのを就活の面接で言ったら、それは単なるナルシストであって気持ちが悪いので、やはり言わないでおこう(言っとるやんwww)。ネタばらしをすると、私が人に恵まれているから発生している事象に過ぎないことを、ここに記しておく。

いずれにせよ、私達の学年で、弊ローの低迷期は終了するだろう。いや、必ずや私達の学年が、低迷期に終止符を打ってみせる。私は、これに水をささないように、異次元の努力する。これを境に、隠れ上位ロー、などと言われることになるかもしれないが、少なくとも、「もう下位ローとは言わせない」。絶対に来年合格してやる。

ひょっとしたら、司法試験の在学中合格については、私が弊ローの中で最下位で合格することになるかもしれないし、合格率の「底上げ」にも貢献できるのかもしれない(つまり、私より上の順位の方が全員合格すると仮定すると、単純計算で在学中合格率85%くらい、修了生を含めれば、全体でたぶん65%くらいになるw)。

なおさら、在学中に合格する理由が見つかった、今日一日の出来事である。

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著者情報

大学法学部卒業後、電鉄系、法律事務所での勤務を経て、法科大学院へ進学する。果たして筆者は無事に司法試験と司法修習を突破し、「弁護士・外国法事務共同弁護士法人」を設立のうえ、日本を代表する大手事務所へ成長させられるのか!?
とある司法試験受験生のブログです。

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