勝つべくして勝つ、新しい「勝利のつかみ方」(2024.02.13)

今学期最後の試験が終了した。憲法・民法・刑法の短答式(正誤問題含む)で、制限時間は2時間。そこで全体の7割の得点率を叩き出すことができれば、進級要件の1つを満たすことができる。逆に、7割を下回れば進級ができない。

私の結果は以下の通り。

憲法:90~100%
民法:70%
刑法:90%

全体:83~87%(合格)

満点を獲得できなかったところが悔しい。

なおこの試験は試験開始から30~110分の間でのみ途中退出が可能である。つまり、早くできた者から退出できる。

普段の私であれば、試験開始30分を経過するまでに完答かつ満点に近い点数を叩き出せただろう。しかし、今回は今学期の民法基礎2(契約法)小テストでの悲劇(試験時間3分で自信をもって提出したら全体の2割が誤答だった事件)があったことから、これまでになく慎重に解答した。中には1問の短答を解答するためだけに1時間も費やしたものもあった。それだけ今回は舐めプをせず、「勝つべくして勝つ」ことに集中した。

周囲のいう「舐めプ」をしなかったことで、全体の点数が約2割上昇した。憲法は(解釈の違いがあるためまだわからないが)満点を獲得したものと思われる。

結局、試験時間ギリギリまで退出することはなかった。正解であると確信できない問題を、時間の許す限り検討した。その結果として、今回の成績を残すことができたのだ。

しかし、今回の成績がよかったからといって勝利の余韻に浸っている余裕はない。明日は私にとってかなり重要なチートデイであり、チートデイの翌日には大手事務所等への就活をする予定である。さらにその1か月後には予備試験の模試も控えている。春季休暇であるからといって、とても休暇を満喫できる状況にない。ちなみに次回の第18回チートデイは、就活や今後のキャリアにも大きな影響を及ぼしていることから、実質的にはチートデイではないがな笑

・・・では、予備試験の勉強に集中しよう。

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著者情報

大学法学部卒業後、電鉄系、法律事務所での勤務を経て、法科大学院へ進学する。果たして筆者は無事に司法試験と司法修習を突破し、「弁護士・外国法事務共同弁護士法人」を設立のうえ、日本を代表する大手事務所へ成長させられるのか!?
とある司法試験受験生のブログです。

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