やるせねぇ・・・(2024.11.15)

今日、先輩のご厚意を直ちにふみにじるがごとき、非常にショッキングで腹立たしいことが起きた。

まず、司法試験を合格された先輩から、ご厚意により、現時点で最先端の法律学小辞典を寄贈いただいた。しかも、辞典の使い方が記載された資料も添付されていた。心より感謝申し上げたい。

他方で、私は、資料の性質(紙1枚であるから、辞書カバーなどの外に貼り付けるわけにもいかない)上、辞典を手に取らなければせっかくいただいた資料も見られない可能性があったため、この辞典を自習室へ配架するには、一度全体連絡で周知させておくべきだと考えた。

そこで、本人の承諾のもと、私は全体連絡で辞典を配架したことと、辞典の使い方の資料について投稿した。そうしたら、その1分後に全体連絡から退会した者が現れた。驚きあきれて、心臓が止まりかけた。

別に私がうるさく変なことを言っていたりしたから退会した、というのならば理解できる。私の成績が低迷しているから、きっとその人は自分の成績よりも悪いやつの話を聞く価値がない、と感じたのだろうか、まぁそれでも相応の合理性はあり、理解はできる。だが、かかる行為に理解できるか否かと、かかる行為が無礼な行為にあたるか否かは別の話だ。この退会の方法・タイミングはあまりにも(私ではなく)合格者に対して無礼極まりない行為ではないか。うるさいならば、非通知にするなど、別の手段があっただろうに、わざわざ退会するということは、その人はどうやらこのように合格者をないがしろにできるほど相当な実力の持ち主なのかもしれない。

なんともやるせない、また、行き場を失った怒りとも悔しさともとれる感情が、本ブログをさまよっている。ひょっとしたら、その人のほうが私よりも実力面で勝っている可能性があると考えているからだ。

今回の刑訴の小テストもそうだが、私は、ピンチになったときに初めて全力を出すことができる人間だ。民法Cと春学期の民法B、商法A、去年の共通到達度の再試験がまさに良い例で、前半でやらかしていたり、成績に差がついていなかったりすると、本能からか、そこで初めてエンジンがかかって極限に集中し、相応の成績を残すことができる。

上記の事件を経て、私の何かに火が付いた気がする。

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著者情報

大学法学部卒業後、電鉄系、法律事務所での勤務を経て、法科大学院へ進学する。果たして筆者は無事に司法試験と司法修習を突破し、「弁護士・外国法事務共同弁護士法人」を設立のうえ、日本を代表する大手事務所へ成長させられるのか!?
とある司法試験受験生のブログです。

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