このままでは留年してしまう(2023.05.23)

※本ブログでは、上記事情のため、速記に関するテクニックを募集しております。コメントにてお寄せください。

民法の中間試験。先日の行政法に続き、答案を書く時間が不足している。

民法および行政法での試験の共通点は、「論点に限っては瞬時に判別できる」という点にあった。
そして、論点を発見したら簡単に答案構成ができて簡単に記述することができるという点も、共通していた。

が、「試験時間が絶望的に短すぎる」という点も、共通していた。
今回、私は「時間内に設問をすべて解き切る」という力が不足していたことを実感した。

私の書く字のスピードは最高分速45文字。民法の試験では平均分速34.5文字を書いた。
が、上記スピードを出しても満足して答案構成をすることすら叶わなかった。

・・・本日の民法の答案構成に費やした時間は全問合わせておよそ30秒であった。にもかかわらず、すべての論点を答案に書き切ることができなかった。日頃の授業において「余事記載」によって減点されていた私は、今度は論点を厳選した結果、落としてはならない論点を落としてしまったのだ。

なお、とある上級生の答案を書くスピードはすさまじく概算で1ページにつき8分、分速に換算すると86文字書くことができるらしい。たしかに、ひらがなの部分は私でも最速で1文字あたり0.3秒で書くことが可能であるから天文学的におかしな数字ではない。

しかし、1文字に1秒以内で書くというこのような高度なテクニック、私にはできるのだろうか。

今回の民法の試験は、論点が数秒で把握し、答案構成も数秒で思い浮かんだものの、答案構成を紙に書いて理解する余裕はなかった。むしろ、答案構成用紙を使用せず、1分ほどで答案構成を終わらせて、その他をすべて「書くこと」に集中した。

その結果・・・。大量に論点を落としてしまった。たしかに最も重要な論点についてはさすがに落とさなかったが、単位を落とさずに済む答案を書けたかと言われれば疑問である。

この先の憲法や刑法が思いやられるぞ、、、

※本ブログでは、上記事情のため、速記に関するテクニックを募集しております。なお私が答案に使用しているペンは以下の通り。

「ぺんてる ENERGEL 0.5mm ball Needle Point」
このペンは私が学部時代に就職活動をしていた際、素早くかつ丁寧にエントリーシートを約100枚ほど書くために購入したところ、非常に書きやすかったことから愛用しているペンである。もっとも、私が就職活動で第一志望の企業の内定を獲得できなかったばかりか、約4年間の就活で100社以上(既卒時代含めると最低400社は超えたかもしれないがその程度)の会社にお祈りされたことから、理転して再挑戦の機会をうかがっていたのはまた別の話。
今回、司法試験の合格後に即独を検討している理由の1つとして、上記のように就職活動で疲弊することが目に見えていたから、それならば当初から就活をせず、その資金を開業資金にまわすようにしよう、と考えていたのである。

↑信じられないかもしれんが、実はコロナ禍における新卒の就活では、就活目的だけでおよそ12万キロを国内で移動している。これは地球を約3周する距離に相当する。中には1日で大阪→東京→福岡→名古屋→大阪といったコースを飛んだほか、東京でヘリをチャーターする、大阪~北海道を日帰りで移動するなど、分刻みのハードスケジュールをこなしていた。以降、ときどき私は本ブログでプライベートジェット(特にガルフストリームG650か、ボーイング777-9)が欲しい!とぼやくが、上記のような状況を経験したのが原因である。ヘリを予約する就活生は、後にも先にもこの私だけであろう。

本日の勉強内容【07:30~23:00】(930分)
【授業部門】
憲法:100分
行政法:100分
民法:100分

【自習部門】
試験の振り返り:100分
刑法:200分
憲法:200分

休憩
130分

【試験成績】
刑法答案練習:50点(100点満点)(ただしゴールデンウィークの起案練習のためのものであったため、この成績は今年度の成績に一切反映されない。)

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著者情報

大学法学部卒業後、電鉄系、法律事務所での勤務を経て、法科大学院へ進学する。果たして筆者は無事に司法試験と司法修習を突破し、「弁護士・外国法事務共同弁護士法人」を設立のうえ、日本を代表する大手事務所へ成長させられるのか!?
とある司法試験受験生のブログです。

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